お金
お金を使わなくなったのは、2018年あたり。
ミニマリスト しぶさんの動画やその他のミニマリスト さん?たちを勉強してからだ。
いるのか、いらないのか、思い出が形になっているだけのものがたくさん部屋にあった。
わたしの部屋はべつにゴミ屋敷ではないが、癒されるからとかカッコいいからといった理由のインテリアがあったような気がする
自作のドレッサーには、山のようなコスメ商品と一緒にまたまたカッコいいからという理由のインテリアがあったのだ。
置いておくとセンスが良くみえる、らしい小物の数々。なぞに海外の絵本や雑誌。
ゴミ箱やクッションもいちいち、センスがいいからという理由のものがたくさん。
だれが、だれに評価しているのかわからないし
それらを置くことで自分はセンスがいいと思っていたのかもしれない。
何か言い聞かせていたのかもしれない。
自分の世界はここなんだ、誰にも邪魔されたくない!と。
私はそういったものを、ほぼ捨てた。
服も何か、カッコつけたものは捨てた。
基本的な、誰からも何も言われない服だけにした。20着くらいになった。
冬は夏の服にダウンを着た。
夏らしさが出るような色柄は捨てた。
春、のような服も、秋のような服も、服はその時期に合わせたものは捨てた。
熱中症にならない服、凍死しない服だけを残した。靴も健康に良い靴だけにした。
2足だけになった。
服装で自分の内面を表現したいと思わなくなった。若いやら可愛いやらもわたしには意味がない、健康でいたいのだから。
だが、あらゆるものを削いでいくと、パリコレでたまにみる奇想天外な服装になってくる。
夏だとワンピース1枚なのだが、布だけをシンプルにかぶったようだった。
お金。
お金が欲しいのは何故ですか?
その目標の本質にお金は必要ですか?
服が欲しいのは、ダサイと思われたくないから?服が買えない貧乏人と思われたくないから? あのワンピースにはこの靴、このバッグと買いたくなる。そこで、達成したらスッキリしますか?
私達は、何かを付け足すことで幸せになれると信じている。付け足す、付け加える、積み重ねる、今よりさらに、さらに、良くするため足すことが必要だ、そう信じている。
そして、馬車馬のように働かされる。
ストレスがかかれば、かかるほどに、次は次こそはともらった給与で何かを買い気持ちを落ち着かせる。
買う、幸せになる。
ならなかった、足らないから。
働く、つらくなる、買う。
わたしは、捨てた。
捨てたら、幸せになった。
毎日毎日、遠い国でリラックスしているようだ。
大切で、絶対に必要なものだけにする。
お金持ちになれる方法。
なんでまだ、付け足しているの?