初めての整体
18歳。mちゃん、 mちゃんへ。 生きていれば同じ歳、45歳。 私達は時々に会ったり話したりしたろうか?
まあでもこうして実際、話しているからまあいいか。
今日はお父さんにお世話になったよ、整体師だとは知っていたけど。 そうそう、お世話になる年になったというわけよ。なんか悲しいね。 でも生きているてことながやね。
お父さんは、ストイックな人やけどいまは 何が1番大切かをきちんと知っている人だなと 思うよ。
いまでも時々、感じるよ。
どんな気持ちだったのか、どんな状況だったのか。たしかに、その選択はベストだったのか あの日、あの時の最後に吹いた風やら空気感を
望んでいなかった全てやとしても、わたしは 替わりに倍の倍の倍、人生を楽しみたいと考えていた。その都度、あの時吹いた風やら最後にみた眼差しを思っていたよ。 少し、睨んでいるような、納得してないような 心はどっかにあるような。
もう、いいよ、 じっとしていたら? と 言っているような気がする
すっかりだって わたしは、あなたを近くに感じない。
お父さんは元気だよ。
どうでもいい話にかぎって、すっごい 真顔で聞いている。
次、話す番になったら すごいオモロいことを言うつもりで 準備してるんだよね、きっと。
おやすみ。
あなたを思うときは、いつも夜だけど 姿を変えてね、わたしに会いに来てほしい。 また、いつかあんな風にイキって仕事をするんだろうか。なんもせずにね、ずっとゆっくり過ごすのか。 願い事が言えない。
だから、とりあえず姿を変えて 何か、わたしに良いアイデアを伝えにきて ほしい。