nkafeの日記

少ないお金で毎日しあわせ!

ハローワーク どんより

ハローワークに来たのは、4年振りだった。 あの頃の私は、子育ても落ち着いたし週に3回ほどのスーパーのパートから、給与も自分のキャリアにしても上を目指したいと考えていて、意気揚々と調子に乗っていて「自分ならなんでも出来る!」と元気いっぱいであった。仕事を探すのも楽しかったし、スーパーでみじめな気分で働く毎日から逃れられる、爽快感を感じていた。スーパーといっても、大型量販店であり、私は東京本社のランチ雑貨スペースの担当をしており、楽な毎日を送っていた。 楽な毎日から得られる給与は、月に8万ほどだった。自分の生活費と県外で生活する娘への仕送りをしていたが、ある日、娘から「お金が足りない、どうやっても苦しい、つらい」と泣いて電話があった。

もっと収入を上げよう、と強く思った。 娘に対する、気持ちもあったが前からスーパーで一生終わるのは嫌だと思っていた。 みんなが思うように、私も「私にはもっと何かが出来るはず!」と考えた。

今の私はこうだ。 「ずっと無職でいたい」

人は変わる、だからこの気持ちもいつかは消える。久々に行ったハローワークでの雇用保険受給の説明では、いかにしてクズ人間にならないか、クズにならないようにするにはどうするべきか。と1時間半の講習があった。   右足のヘルニアは、雨の中歩いた疲れで講習の時間も痺れていた。 仕事を変えれば、また働けるから傷病手当は打ち切りになり、雇用保険受給の申請を考えて無理に復職するのもやめた。

今は、まだ働いてもまた、ヘルニアで迷惑がかかるのではと思い、仕事をする気になれない。