ステアズ
リップスライムのステアズを聴くと、なんとも
言えず青春ど真ん中、まだまだこれからなんだぞ、とじんわり気合いが入る。
今日は、生理痛が激しく、寝たきりの一日を過ごしたら腰痛も始まり、最悪の夜を迎えた。
体調が悪くなるだけで、時間も金も失った。
身体が痛んだら、立ち上がっていられない。
結局、夕食は買ってきてもらうことになった。
まだ、痛みが大丈夫だった午前中に作っておくべきだった。
身体が痛むと、ヘルニアで寝たきりだった日も思い出すし、同時に元気に走り回っていた自分も思い出して、戻って来ない若さやその頃に一緒に仕事をしていた人を思い出してしまう。
たしかに、あの頃は元気だったし、やる気に満ちていたし無謀な事に挑戦して辛くても充実感があった。あのままの自分でいたかったし、今でもあの頃のままでいたい、戻りたいと思う。
新しい自分に、あの頃を上回るような頑張りや学びや出会いがあるなら走っていきたい。
そう思うと、今の場所は暗くて湿った場所だなあとため息が出てしまう。
誰かと会って、何かを言われて傷ついた現実はまったく無いのに、たった1人でのんびり暮らしていても、このままだと後悔してしまうのではないか、と気持ちが焦る。
例えば、お気に入りの大切な服が5着もあるのに、似たような服を50着買いたくなるような
やっぱり、この5着でよかったんだよな、と確認するために、わざわざ無駄遣いしたくなるような気持ちになる。
過ぎたことは、戻らない。
未来しかないけど、未来にワクワクしない。
もう一歩前へ、あと一歩上へ、
果てしなくマイウェイ、上がっていく
ステアウェイ。
無理して走って、失速して、
もう走れなくなったけど、めちゃくちゃにゆっくりたけど。
強がりではなくて、時間を売って安心を得る働き方をもう辞めたから、私は私の生き方を、
もうすでに生きているわけだから。