nkafeの日記

少ないお金で毎日しあわせ!

ヘルニアから1年

今日は、息子の19歳の誕生日。

私がヘルニアで立てなくなった日から1年。

早かったし、息子の受験、合格、引っ越し、入学、新生活準備。大変な1年だったのに、早くて懐かしくて嬉しくてウキウキした1年だった
初めての京都や、息子の新しいマンションの準備、きれいな桜。京都の桜は一段と美しかった。息子のスーツ姿、本当にカッコよかった。

いろんなことを失ったが、それ以上にたくさんの思い出や経験が出来た。

もう、社会に戻りたくないとずっと思っていた。急にはじまったヘルニアでの不自由な生活と元気な自分は遠く昔の自分であり、医者にすらめんどくさそうに対応されていた。

病院の自転車置き場の奥の、人から見えない場所でしばらく泣いた。
自分の小さいプライドは、年齢を重ねても正社員で採用され働いて家事もぜんぶこなせていたことだった。みんなはできなくても、わたしには出来ると確信して生きてきたのに。

極端な考えになり、もう一生、働かない、
と思い始めた。

息子の生活も落ち着き、私の生活も落ち着き、お互いが毎月いくら生活費がかかるかが分かってきた。想像より少なく暮らせることがわかってきた、やはりまだ働きたくない。

体調悪くなることが続く、息子がいないことや心配なこと、まだ自転車に乗れない3月を超えて夏へ、まだ自律神経失調症が悪化して日中も
倒れ込む日があったが9月に入ると、なんだか
自分はまた変われるんじゃないかと思い始めた

泣いていた、プライドの高い自分は去って、
アルバイトでいい、どんな給与の低いものでも
また初めから少しずつ、やっていこう。

すこし、まだ悲しい。
頑張ってまた病気になったらどうしよう。
ヘルニアが悪化するかもしれない。

けど、また働いてみたい。

来年はどうしてるだろう。