nkafeの日記

少ないお金で毎日しあわせ!

歯型代金請求

歯医者に約3年半ぶりに行った。

コロナに突入し、行けない感じになったのと
仕事ばかりで大変なのと、やっぱりコロナのウツル、ウツラナイ、ばかりが気になり行けなかったのだ。

久しぶりに歯医者に行ったら、歯型を取っていたんだから8000円くらい払ってほしい。

くらいの気持ちだけど。

と、少しキレられた。歯型を取ってからいけない状態になって結果、歯型が利用出来なくなってしまったことを、すっかり忘れていたし、歯型って取っていたのかな、と記憶も曖昧だ。

ほんとうに、申し訳ない気持ち。

なんだか、そういえば、受付で
いまさら、あんたよく来たね。

て、感じだったかもしれない。
そんな対応をされていたような気がする。

調べると、医者には損害はなく、保険からお金が入っているので本気で請求されることはないが、コロナ前から比較すると歯医者も売り上げというか収入は減ったんではないかな。

しかし、次こそは必ず来ます、と約束して改めて歯型を取った。

歯医者にかかって、麻酔やら歯を削ったり、ピンクのゴムみたいなんを食べてみたりしながら
口を濯ぎながら、ハンカチを握っていた。

この4年間は本当に私は、なんか取り憑かれたように働いて、転職して働いて、家族以外みな敵、であってただ働いていた。何も考えられないほどに緊張して働いて、節約してお金をためた、給与は入金と同時にほとんどが積立られて
しまい、大学学費貯金になっていた。
働くばかりで自分の楽しみもなかった、コロナで友人とも会えない。

なんだか、ぼーっとする。

4年間、誰にも、自分にもまったく優しくできなかった。無表情で走っていく、だれも、誰にも感動を与えない魚みたい。

大してでも、頑張ってもなかったんだろうな。
世間では普通なんだろうな。
でも、年収が350万しかないのに、子ども2人を県外の私立に入れて、借金が無いという今は、この4年間がいかにキツイものだったかがわかる。

値上がりで、愚痴ったり、無いお金に嘆いたりはもうしないだろう。

テレビやネットでそれらの焦りを見ても、なんだ今さらかよ、と思う。

歯型代金は2万くらいになる。
歯は何よりも大切だ。
2万と言われたら2万を出そう。

新しい歯と私はこれからの4年をどう感じるだろうか? 
歯を食いしばり生きていた10年、歯がビビ割れてしまっていた。

これからの4年は、歯を食いしばり我慢する4年を過ごしたく無い。危機感や緊張感が無いと思われていい。

身体が故障中でもう完治しないこと、できることが少ないし、無理したくないこと。
素直に言って、働けるとこなんて無いかもしれないけど、ここでまた流されてたまるか。

新しい歯とわたし。
自分を最優先で生きていいじゃないか。